催しのご案内をいただきましたので、ご紹介いたします。(鈴木工務店 畑典子)
何かと騒がしいこの時期だからこそ、静かで有りながらも腰の据わった仕事をご覧いただくことが我々に出来ることだと、そして未来への希望をつなぐことだと、そうした機会を皆さんと共有したい思いで、共感する少数の友人とトリエンナーレを立ち上げました。
核となる4人は、家紋上絵師でありながら、海外展もこなす波戸場承龍さん、陶という素材手法でのインスタレーションを展開する現代アート作家野口真理さん、私の古くからの友人であり油彩抽象画界に新しい絵の具を開発して独自の画風を展開する現代絵画家横島庄司さん、そして私です。
それぞれに違う仕事を持ち寄りながら織り成す展覧会は、アプローチは違いながらも作家たちが一所を見つめる目線を発見する良い機会なのだと思います。
どうぞご高覧下さいますようお願い申し上げます。
12/4は私の癒しの源・アルゼンチングタリストのアリエル・アッセルボーンさんと若手No1の呼び声高い、笙雅楽家石川高さんのコラボレーション。そもそもアリエルにこの会場の能舞台での演奏をさせたかった思いから生まれでたコラボレーションです。
また馴染みが有るものないものにこだわりなく楽しめる茶会は個性的な演出者波戸場親子によるものです。茶会席弁当は自然食料理家Machikoさんが江戸風流人好み弁当を三遊派宗家藤浦敦さんの監修により調理します。
どれもがこだわりの極めた物でありながら、しかし出過ぎない大人だからこそなし得る遊びと癒しの空間。そこでは来場する人々に過去から未来への伝搬者たる夢も体感できるものへと仕立ていきたいと考えています。
ヤマシタリョウ
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