女の手仕事5人五様 終了いたしました。 |
今日、青梅を洗い、なり口を取って一粒づつ拭きました。食べものの仕込みは楽しいですね。時間をかけられるということは、幸福のひとつではないでしょうか。
上は展覧会の主催者「かたち21」が中心となっている、作家さんと使い手の方々による「かたちの会」の会誌第4号です。この号から「ここちよく暮らす」というコピーが入っています。「かたち21」代表でこの冊子を編集されている工芸評論家・笹山央さんは「かつて、作家からものづくりの言葉を引き出したが、これから使い手の中にある批評性を引き出すことを試みてみようと思う」と話してくれました。最近、自分の手を加え、直し、譲り渡すというモノとの付き合い方を嫌い、又は恐れたり、諦めたりする気配が満ちているように感じることがあります。お金に生きる力を奪われてしまわないように気を付けなければ、と思うと背筋が冷たくなります。
「かたちの会」年間会費[サポート会員6,000円][冊子会員3,000円][入会金1,000円]/[会誌880円]
自分育てに何を選びましょうか。
(鈴木工務店 畑典子)